浪江町ボランティア

二部9条の会に皆様
 
娘に一度ボランティアに行ったらいいね、と探していましたらこの土日の応援ツアーがあり中野から3名で参加しました。市民福祉団体全国協議会が主催した「第5回パラソル喫茶応援ツアー」です。
浪江町の方が住んでいる仮設住宅を訪問交流してきました。市民協も始めての福島被災・避難応援だったとのこと。50世帯の方が、山の上の仮設に暮らし、3ヘクタールの土地を開墾し、農作物を作るのだというので、農機具代10万円をもっていくというもの。元はWAC長寿社会文化協会の「まごごろサービス福島センター」がコンタクトをとってここ半年くらい支援にはいっていた、とのこと。20名くらいの方に、我々12名が加わり、そうですね、そこそこ本音の話が出来たかとおもいました。コーディネーターの方は、「あんなにいいお顔をみられたのは初めて」といわれるくらいでした。浪江焼きそばをご馳走になり、仮設も見せていただき、「死ぬときは浪江に帰りたいなー」と62歳が話すのを聞くのが苦しかったです。今はつき10万円の東電の保証金で暮らしているけんど」とも。見通しのつかないくらしが一番つらいですね、と相槌を打つ事しかできませんでした。
東松嶋市のひびき工業団地ではパラソル喫茶のおばさんをしました。
「いつも有難う」「お世話になっているだけじゃ、と思ってね、小物を作ってみようと思う」という女性グループに中古の着物をダンボールで送る約束をしてきました。話をしているところに、「ここに来たら誰かに会えると思って」と避難所で3ヶ月いっしょだったという女性が駆けつけていました。一年たってやっと話せるようになった、と実感がこもっていました。
中野
大畑きぬ代

「浪江町ボランティア」への2件のフィードバック

  1. 佐賀の山下です。

    佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長(3期目)は、市民病院の民間移譲、全市職員の twitter アカウント取得、市HPの全面 Facebook 化、全職員のアカウント取得、「震災がれき」受け入れ、共産市議の平和問題での一般質問なかでの「米海兵隊は殴り込み部隊」発言をとりあげ問題で市議多数に、共産市議「懲罰決議」やらせ など「独裁市政」運営ともいえる「話題満載」の人です。

    いまの旬の問題は、武雄図書館を蔦谷のCCC提携基本合意と「指定管理者」指定提起し、その運営を民間委託しようとしています。

    わたしは、「震災がれき」受け入れ発表以来、その一方的な手法と樋渡市長の共産市議の拒否・否定の立場を批判してきました。

    今回も、twitter で批判し、数回ブログで掲載しています。

    結論を、既存「図書館」と違うコンビニ的「武雄図書蔦谷店」と批判し、6月市議会で提案決議が拙速であると指摘しています。

    きょう、ブログに「【 武雄図書館蔦谷店 】CCC提携基本合意は、樋渡市長の独断専行 設置条例の協議会も諮らず 」を掲載しました。

    この問題は、当人のブログ「武雄市長物語」を観ていただければ、わかりますし、わたしの「批判」?は、ブログを参照してもらえれば、全体が理解できると思います。GID Grandma Yumi Living – Yahoo!ブログ http://bit.ly/GDXRzg

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    【 武雄図書館蔦谷店 】CCC提携基本合意は、樋渡市長の独断専行 設置条例の協議会も諮らず

    樋渡・武雄市長は「武雄市長物語 2012-05-06 図書館貸出情報の扱い、ご安心ください!」を掲載しました。
    http://bit.ly/Ja0Y21

    これには、日本図書館協会 http://bit.ly/KIK4YC の「図書館の自由に関する宣言」、図書館関係者の「個人情報」概念を否定し、一般社会の法規制にならないと述べ、該当法規や武雄市条例での独自の「個人情報」なる保護を提起しています。

    武雄図書館・歴史資料館は、現在、この「日本図書館協会」の施設会員で、概ね日本図書館協会の方針等にもとづく運営と活動をしていると思います。

    しかし、樋渡市長の見解は、いまの「図書館」でなく、樋渡・CCCコラボ「武雄図書蔦谷店」を目指し、提携合意したしか思えません。

    武雄市の同館は、武雄図書館・歴史資料館設置条例で設置され、その運営と活動は、施行規則等に規定されています。

    いままでの運営と活動を改変しようとすれば、関係者が、その事業活動への調査審議がなされ、方向性を決めなければならなと思われます。

    武雄市図書館・歴史資料館設置条例 http://bit.ly/KytvO4 (図書館・歴史資料館協議会) 第13条 図書館・歴史資料館の運営について、教育委諮問に応じ、必要な事項を調査審議する・・・協議会を置く。

    わたしは、その話し合いが、設置条例にある同協議会で、事前協議がされたか、どうかを同館に訊ねました。

    同級議会は、年2回開かれてるようです。

    直近に開かれた3月22日の協議会では、年間事業報告、iPadを活用した電子図書館サービス「武雄市MY図書館」運用、選書委員の新設、年間開館変更の4議題と「条例の一部改正」(同13条2項の委員に家庭教育の資質を有する者を加える)が審議がされたそうです。

    「指定管理者」問題は、従来から学習程度の論議がされてきたそうですが、その導入や、CCC連携の図書館問題は、1度も話し合われたことがないとのことでした。

    こうした事実は、樋渡市長が、改変の母体となる設置条例の協議会、現場職員にも問題提起、意見聴取もしないで、樋渡市長自身が「僕は凡人なので、この考えに至るまで丸5年半かかりました」と twitter で「つぶやいて」います。

    twitter tweeted
    武雄市長 日本ツイッター学会長 樋渡啓祐 ‏ @hiwa1118 9:17 AM – 7 May
    僕は凡人なので、この考えに至るまで丸5年半かかりました。 RT @kent_tana これは応援したいですね。他の自治体でもやってほしい。 RT @tattun00 これってなんで今まで思いつかなかったんだろう。少し考えればこちらの方がいいはず^^ RT @hiwa1118 ツタヤ運営企業に図書館委託 佐賀県武雄市  http://t.co/1CkO6Fim

    5年半あれば、事前論議の場は、同館職員、協議会、多くの市民たちと多くできたはずで、意見の相違があっても、手続き、条例上でも問題となりにくかったかも、しれませんが、一方的なパフォーマンス手法は、いただけません。

    しかも、「個人情報」論議で、独自の「個人情報」を問題提起し「法や武雄市条例に照らしてどうか、という点が重要」というのに、質的改変での設置条例「無視」のCCC提携基本合意と「指定管理者」指定提起こそ、独断専行の責任が問われていると思います。

    武雄図書館・歴史資料館は、1954年、武雄市民の文化的知的な要望に応えるため、その母体が設立されています。いまも、その職員の人たちが利用者サービス向上の努力しています。また、これまで蓄積された実績は建物以上に市民の共有財産です。

    市長が5年半かかって考えたのですから、関係者、利用者の人たちの意見や利用者の要望を訊く必要があると思います。

    わたしは、樋渡市長が6月市議会で提案しないことを望みますが、提案は利用者論議の出発点として継続議案として、歴史資料館同様に、これから図書館をどうしていくのかのを、図書館での「個人情報」論議とともに、して欲しいと思います。

  2. 山下様
     図書館問題での情報提供ありがとうございます。出版に関わるものとして見過ごすことの出来ない問題です。ビデオのレンタルショップとしてしか認識していなかった蔦谷が公共の分野まで手を伸ばしている実態を知り新自由主義の一つの側面を新たに認識した感があります。
     図書館については、図書館司書の業務委託問題が既に問題化していましたが、貴方の蜂の一刺しとも言うべき問題提起は非常に重要ですし、図書館が持つ思想信条に関わる重要性を学ばれながら問題提起をされていることに改めて学ばされた思いがしています。ITという武器を存分に使いこなして情報発信をされ、そこに様々な反応が寄せられていることに率直に驚きました。
     どう情報を発信するのか、どう受け取るのかによって見えてくる世界が違うことを知らされました。ありがとうございます。
     貴方の奮闘に改めて感動しました。法政九条の会もジジババが集うて、それなりに奮闘していますのでHPをご照覧ください。

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