2018年3月30日に、津田沼革新懇の宣伝に参加しました。
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4.14大学同窓生九条の会 “3000万署名”御茶ノ水駅頭統一行動のお知らせ
会報32号
津田沼革新懇 No.41
2018年2月23日に、津田沼革新懇の宣伝に参加しました。
多くの方がビラを受け取り、また、35人もの方が、憲法改悪阻止3000万人署名に協力して下さいました。
津田沼革新懇No.40
津田沼革新懇No.38
会報31号
津田沼革新懇No.36
津田沼革新懇No.34
歴史を変えた韓国の若者たち~「大統領弾劾200万人デモ」イ・ヨンチェ講演会
歴史を変えた韓国の若者たち~「大統領弾劾200万人デモ」イ・ヨンチェ講演会/
レイバーネットより転載⇒ http://www.labornetjp.org/news/2017/0408hokoku
4月8日(土)、東京・亀戸文化センターにおいて、「大統領弾劾の原動力 200万人キャンドルデモ~韓国若者の意識と今後の展望~」と題するイ・ヨンチェ講演会が開かれた。昨年『アングリーヤングボーターズ 韓国若者たちの戦略的選択』という本を梨の木舎から出版し、ヒットさせた恵泉女学園大学の李泳采(イ・ヨンチェ)教授。テレビにコメンテーターとして出演するなど、忙しい中での講演だった。
パク・クネ弾劾に至る経緯を、その発覚からチェ・スンシルや財団との関係などわかりやすく話してくれた。また若年失業率が高く、例えばソウル大の法学部を卒業しても30%しか正規職での就職ができないなど厳しい状況があるなかで、チェ・スンシルの娘チョン・ユラが梨花女子大学に不正入学し、不正に単位を取得していたことなどに怒って若者が立ち上がったことなど、とてもわかりやすかった。
若者主導の「政治革命」については、写真や動画を映しながら話してくれた。大学生、高校生のみならず、中学生や小学生までがキャンドルデモに参加していた。ある中学生は「私たちはこの国で夢を持つことができない」と訴えていた。またデモに参加したある学生は「歴史は教科書で学ぶものと思っていたが、私たちが歴史を変えています」と語っていた。
今回、逮捕者を出すこともなく100万、200万の人々が集まって平和的にデモが行われた。その背景には労働者・農民・市民運動の持続的な抵抗があり、また今までの敗北が教訓とされていると話してくれた。2008年の米国産牛肉輸入反対のキャンドルデモは、市民運動主導が社会運動主導へと変わった時点でひどい弾圧を受けた。2014年のセウォル号沈没では多数の高校生を含む304名が死亡し、9名はいまだに行方不明になっている。2015年11月の民衆総決起闘争でペク・ナムギ農民が水大砲の直撃で意識不明になり、2016年9月死亡した。民主労総のハン・サンギュン委員長は拘束され、懲役5年の実刑判決を受けた。このような中で、2016年10月29日からの民主労総のストライキは100万キャンドルデモを引き出した。しかし活動家たちはサポーターに徹し、一般市民主導の非暴力デモであった。進化した2016年のキャンドルデモで重要なことは、広場を動かす力は市民の怒り、連帯、自己変化だったと話してくれた。
5月の大統領選挙についてもその展望を話してくれた。保守層を取り込むために中道保守になっている野党が、次の改革をできるのか。財閥解体ができるのか。不安定な朝鮮半島に日本はどう対応するか。東アジアで社会を変えていく動きが起こっている。韓国の次の世代を担う若者たちと、私たちは日本で何ができるのか共に考えていきたいと結んだ。
主催した「金東日(キム・ドンイル)さんと交流する会」は、韓国の税務職員で二度の解雇を裁判闘争で跳ね返し、職場復帰したキム・ドンイルさんを支援し、交流を続ける日本の全国税労組OBと市民たち。また法政大学Ⅱ部九条の会は、OB会で非暴力・平和の闘いを続ける方たち。主催者の予想を超える約60名の参加者は、熱心にメモをとりながら耳を傾け、時間をオーバーして質疑応答をおこなった。日韓関係で市民の役割は重要な局面にある。日本社会の中で保守に歯止めをかけ、日韓市民が連帯していくことの大切さを感じる集会だった。【尾澤邦子】