ドイツのテレビ番組を観て

木村さん紹介のドイツZDFテレビの「フクシマのうそ」という番組を見ました。
あらためて東電の罪深さ・犯罪性と津波・地震の恐ろしさを感じました。大海原を白い波をあげて走る津波。陸に上がってからのどす黒い勢いには息を呑みました。そして福島第一原発の惨状。
30分という限られた時間ですから様々な制約があることは仕方ありませんが、幾つか感じたことを書きます。一つの感想として聞き流して下さればと思う次第です。 続きを読む ドイツのテレビ番組を観て

何故?

遅くなりましたが、木村さんの「何故?」と、井原 誠さんと安藤三 四 郎さんの投稿を掲載します。これは3月12日の投稿です。

 

皆様 昨日は井の頭公園での集会お世話様でした。また、各地で脱原発に向けた集会へのご参加ありがとうございました。

井の頭ではいわゆる共産党系の実行委員会が主催したものでした。福島では、さよなら原発系(原水禁系かな?)の集会がおこなわれ大江健三郎さんが挨拶され、1万6千名が参加し、加藤登喜子(あまり、お上手じゃないけどね)さんが唄を歌ったようです。東京ではやはり旧「新左翼」系(原水禁・社民党系かな)の脱原発首都圏連絡会が主催で日比谷公園で4万5千人を超える人々の集会だったようです。

何故?井の頭のボクらは日比谷公園に参加できなかったのでしょうか?
何故、一点での共闘を積み上げていくことが出来ないのでしょうか?
どなたか教えてくれませんか?
結局、分裂したのは井の頭の方じゃないのでしょうか?
木村誠 続きを読む 何故?

公開討論会「脱原発もう一歩前へ」JCJ3月集会の報告

安藤です。
公開討論会「脱原発もう一歩前へ」JCJ3月集会に参加しました。
天候は氷雨降る中、寒さも厳しい中、年寄りじゃなかった、元気なOBが多数参加しており、この種の集会では見知った顔がいるものでしたが、一人もいませんでしたが、これは関心を持っている人がまだまだ多いということと考えます。
実り多い会でしたが、私が特に印象に残った点について報告します。後半はちょっと疲れましたので悪しからず。 続きを読む 公開討論会「脱原発もう一歩前へ」JCJ3月集会の報告

3.11のことなど

法政同窓のみなさん、おはようございます。加藤です。多事項、長文になりますがご一読いただければ幸いです。

1.東日本大震災から一年の3月11日は、法政九条の会のHPに報告と写真もアップされていますが、井の頭公園西園で開催された全国連絡会の集会に参加し、法政の二本の幟旗には14名が結集しました。会場の場所が分かりにくく、「どこだ」の携帯電話を何回ももらいました。最初に池の方に行ってしまうと、会場を説明するのは至難の業。会場案内板や誘導員もなくえらく不親切な集会でした。
 天気は幸い晴れましたが、冷たい風の吹く吹きさらしのグランドで、参加者は凍えました。被災地を想えば「何のこれしき」でしょうか。五十嵐先生が自身のブログ「転成仁語」に書かれていましたが地震発生時刻の震災で亡くなられた方々への黙祷が演壇での発言と重なる不手際もありました。福島からの発言を含め登壇者の発言は良かったです。翌日の「しんぶん赤旗」の演壇から撮った写真後方に本当に小さくオレンジの幟が二つ確認できます。
 デモは、吉祥寺までの1.4キロ。先頭集団の市民グループ集団に何気なく滑り込んでデモをしました。山口さん、きむらさん曰く、シュプレヒコールが時宜に適せず、心を打たない。再稼働を許すかどうかが一つの焦点なのに、それがないのはなんだ、というこです。統一行動のことを含め本気度が試されます。 続きを読む 3.11のことなど

震災一年目に

法政同窓のみなさん、おはようございます。
今日3月11日は、東日本大震災から一年目の日です。今日の『しんぶん赤旗』一面に日本共産党志位委員長名の声明が掲載されていますが、声明にあるとおり、被災地復興は遅々として進まず、東京電力福島第一原子力発電所の原発事故からの復旧もまったく進んでいません。それどころか民主党野田内閣は、財界の忠実なしもべとして、被災地の人々に寄り添うことなく、被災地復興を儲けの機会・対象として上から目線での計画を進めようとしています。
さらに原発再稼働に異常な執念を燃やし、全面撤退を求める国民世論に真っ向から挑戦しています。こんなことを許してはいけません。
今日は、全国で震災で亡くなった方の鎮魂と被災地復興、なくせ原発の国民世論を広げる行動が取り組まれます。木村さんのメールやHPにあるように法政同窓生九条の会としても幟を掲げて井の頭公園の集会に参加します。安藤さんや北嶋さんのメールにあるように、それぞれの地域の集会に参加される方も多く、井の頭の集会に法政同窓がどれほど参加されるのかは分かりませんが我が家では、84歳の母を含め長女、長男家族、総勢6人が参加します。ぜひ多くの仲間とお会いできればと思っています。
同窓生九条の会は、震災発生直後から、岩手の鈴木さんの呼びかけに応えガスタービン発電機を贈り、ボランティア参加も三次にわたって9人が参加しました。中には山田さんのようにすべてに参加した人もいます。この取り組みは、「松田さんを支える会」の活動とともに、あの時代を共に生きた私たちだから出来ることであり、大きな誇りにしていいことだと思います。
柄谷行人が、アジっていたように原発事故の現実が目の前にある以上、私たちはこれに向き合わなければならず、放置することも忘れることもできません。
さよなら原発をめざし共に闘いましょう。
加藤 豊

岩手・被災地に行って

2012年2月1日   中村 雅子 (Ⅱ社)

昨年12月23日~25日、岩手県の被災地に行きました。参加者は、法政同窓生9条の会のメンバー4人です。
23日午前7時30分東京駅前を出発し、Yさんの車で一路東北へ。渋滞もなく天気にも恵まれ、昼過ぎには一関に到着し、鈴木哲夫さんのお宅で、被災者支援についてのレクチャ―を受けました。
鈴木さん曰く、「被災者は、支援物資をもらうのは助かることだけど、津波さえなければ人様から施しを受けることはないという忸怩たる思いを持っているので、接する際に配慮してほしい」と。いきなり、「支援」の単純ではないことを知らされました。 続きを読む 岩手・被災地に行って