2010年4月3日、法政大学Ⅱ部九条の会は「松田恒彦さんとともに歩んだ『支える会』40年の集い」に集まった100名を超すⅡ部同窓生の賛同を得て結成されました。
40年前の1970年前後、反戦平和・政治革新を願う運動が、国民の三分の一が革新自治体に暮らすまで結実し、革新連合政府が展望できる政治社会情勢にありました。
ところが、民主主義を否定する「全共闘」運動が新左翼と呼ばれる暴力学生集団と一体となって、1972年の連合赤軍事件に行きつき、学生運動からの離反が進みました。
当時の日本の支配層はこれを最大限利用し、労働運動の右傾化や日本社会党の取り込みなどを行いながら、支配を維持し続けてきたのです。
意見の違いを暴力で叩き潰すことは、テロとの戦いと称して他国に攻め入るアメリカなどの論理と同質です。
数ある九条の会の一員として、暴力で物事を解決させないために、そして日本国憲法第九条の精神を世界に広げるために、私たちは「法政大学同窓生九条の会」を結成しました。
暴力に抗した友情の絆-松田さんと「支える会」の40年に寄せて(2010/3/26)
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