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ご案内 勉強会「韓国民主化運動から学ぶ」

ご案内 勉強会「韓国民主化運動から学ぶ」

主催 法政大学Ⅱ部九条の会

8月31日(土)14:00~17:00

ルノアール新宿区役所横店 歌舞伎町1-3-5相模ビル

講師 文京洙立命館大学教授(71年法政大学Ⅱ部文学部英文学科入学)

著書 『済州島現代史』『韓国現代史』『済州島四・三事件』『ろうそくデモを超えてー韓国社会はどこに行くのか』

日本の民主化運動も視野に意見交換したいと考えています。

日韓をめぐる最近のニュースの一部

★ 韓国国税庁「長官が汚職で辞任」「国税庁(改革)法案提出の動き」8月1日

★ 在特会  「広島原爆ドーム前で反日左翼カウンター行動」8月6日

★ 安倍首相 「歴史的使命はあくまでも憲法改正」8月12日

★ 元慰安婦 「12人が調停申請、日本政府に賠償求める」8月13日

★ 慰安婦  「ソウル日本大使館前で大規模集会」8月14日

★ 靖国神社 「三閣僚、議員100人超参拝、首相玉串料」8月15日

★ 松江市  「はだしのゲン」小中学校で貸出禁止8月18日(東京新聞)

★ 強制労働 「新日鉄住金判決確定時に賠償受入意向」(8月19日東京新聞)

以上のように、連日、改憲と日韓関係のニュースが報道されています。

1965年の日韓条約締結で賠償責任は完全に終了したとされていながら、韓国司法は賠償責任を認める判決を出しました。

なぜ、韓国司法は条約を超える判決を出し得たのか。国税庁(改革)法案が提出される動きがあるのか。

一方、日本では靖国参拝議員が倍増し、はだしのゲンが貸出禁止される自治体が現れています。

また、在特会の動きがあり、ジャーナリズムなどで保守・右翼の跳梁跋扈が顕在化しています。

自ら民主化を勝ち取った韓国民主化運動を一緒に学んでみませんか。

富士見町同窓の皆さんと知人の皆様へ

富士見町同窓の皆さんと知人の皆様へ
日本列島、猛暑が続いています。皆さんお元気ですか? ただいま参議院選挙最終盤
突入。

【憲法世論調査に一言・斉藤美奈子さんに拍手】
 東京新聞7月10日付朝刊、斎藤美奈子さんのコラムは、ナイス冴えていました。
私拍手です。
マスコミ各社が発表する世論調査の設問には思惑があります。「憲法の改正」に賛成
ですか?反対ですか?ではなく、「安倍自民党が憲法を『改定』したいと言っていま
すがあなたはどのように思われますか」と聞くべきです。

【マスコミや権力者の恣意的な世論調査を見抜け】
さらに前文と各条文を具体的に出して問うのが一番良いのですが、企画者は質問時間
と質問量が増加するのでわざと省略するのです。RDD方式の場合は…。
 こうすると回答が全く違った結果になってきますよ。これを避けたいのです。マス
コミや権力者は。見かけだけの「調査もどき」を「世論だ」と自分たちの都合の良い
ように言いたいのです。
アンケート調査を実施する場合は、設問の言葉の用い方(ワーディングとも言う)非
常に大事になります。時折、設問の言葉の用い方が良くないことも見つかります。例
えば、あなたは「○○」について、「評価」しますか、しませんか。などという設問
もあります。これはひどいワーディングです。「評価」とは何についてどのように評
価するのか、「良い評価」もあれば「悪い評価」もあります。また、問われても評価
できない場合もあるのです。「評価する評価しない」だけのワーディングは設問が不
十分です。NHKの世論調査などはこれを多用しています。

【マスコミの独立性を奪う権力者との会食】
安倍首相は1月以来毎週のように高級料理店で読売・産経・毎日・日経・朝日・NT
V・フジTV・テレビ朝日などマスコミ各社の幹部や政治部長クラスと会食を重ねて
います。
しんぶん赤旗で門奈直樹立大名誉教授は、英国では首相とメディアが会食することな
どは全くないと言っています。独立性を失うからです。欧米のメデイアにはウオッチ
ドッグ(権力を監視する番犬)という用語があるそうです。また赤旗で米国の政治学
者のジェラルド・カーチスさんが「メディアも安倍政権の宣伝紙のようになってい
る。ひどいのは、今日の朝日。まったく客観性がなく、安倍首相の言っていることを
並べているだけだ」と述べていました。
アンケート手法を用いる場合に企画者の思惑が入り込みます。質問する側の言葉の用
い方によってずれた回答を演出することにもなってきますね。安倍首相が何の政治的
思惑も無しにマスコミ各社幹部と接触をするはずは無いのです。

【大日本国憲法でも改正は3分の2】
 大日本帝国憲法(明治22年発布)第73条に改正要件が示されています。②項で
両議院は各その総員三分の二以上出席するに非サレハ議事を開くことを得す。出席議
員三分の二以上の多数得るに非サレハ改正の議決を為すことを得スとあります。
 戦前の欽定憲法であっても、三分の二を原則にしていました。現行憲法の第96条
の各議院の総議員の三分の二以上の賛成を、二分の一にまでに変えようとするのは、
全く道理に欠けています。天皇主権であった大日本帝国憲法を持ってしても明瞭であ
ります。

【9条改悪を言明した安倍首相と対決できるのは共産党】
安倍政権は、世論調査で下馬評・支持率が好調になってくれば憲法改定を演説しまく
ります。支持率の事前情報が悪いと「ダンマリ」になってきます。本音を隠して、票
と議席の獲得を狙ってきますね。これは彼らの常套手段です。
そして、とうとう7月15日の安倍首相はTVインタビューで「我々は9条を改正
し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」と言
明しました。
 共産党は憲法の「すべての条項」を前文はもちろん99条も含めて、第1条から第
103条まで遵守すると、最も憲法に忠実な政党です。綱領でも「憲法全条項完全実
施」を謳っている政党ですね。

【アベノミクスに最も手強い相手になるのは共産党】
「しょぼくて・ズッコイ・アベノミクス」に対して、参院選挙は「安心で・安全で・
快適で・豊かな日本を取り戻す」絶好のチャンスです。浜矩子同志社大学教授は「あ
ほのミクスと言いたくなってしまいます」と述べています(6月9日付しんぶん赤旗
日曜版)。
1票(一人2票あります)を有効活用できるのがどの政党なのかは明確でしょう。

【コミュニテイーのミクスでどうだ!】
「安心・安全・快適・豊かな日本」をつくろう。これらを「シイノミクス」あるいは
「コミュニテイーのミクス」と名付けてみた。「アベノミクス」に対抗し、広めた
い。どうだろうか。
共産党を野党第一党に、最低でも議席を二桁になるよう躍進させたい!与党崩れの民
主党や新自由主義礼賛と戦前レジューム礼賛の維新の党やみんなの党などよりも大き
くさせよう。
日本国憲法と民主主義が危ない。生活が危ない。外交もやばく、すべてが危ないので
す。

皆さん、参議院選挙で日本列島に新しい風を起こそう。

毘沙門天

【私の願い】
すべての国会議員(政治家も)・公務員は憲法擁護義務=「第99条」を遵守せよ。
原発は再稼働も海外輸出も止めよう。電気は足りている。
消費税増税は中止し3%に戻そう・資本金10億円以上の大企業法人税減税を止めさ
せ応分の負担をさせよう。金持ち富裕者から税金を元通りに払わせよう。
TPP参加は止めよう。経済主権と食糧安全保障を確立させよう。日本の食糧は日本
の国土で収穫しよう。輸入に頼ってはいけない。地産地消・国産国消を取り戻そう。
すべての産業の空洞化を防ごう。
社会保障の減額・削減は止めよう。税金予算の使い道を変更させよう。借金大国とい
われますが国の金はあるのです。貧困格差を是正しよう。
ワーキングプア・無縁社会をなくそう。非正規雇用労働を根絶し、正規社員が当たり
前の社会を取り戻そう。最低賃金制の破壊を止めさせよう。時間給は誰でも何処でも
最低1000円にしよう。
沖縄の米軍普天間基地は返還・撤去させよう、欠陥危険なオスプレイは国内での飛行
を中止させ、米国本国に戻らせよう。
 小選挙区選挙制度を止めて、すべて比例代表制度に変更し、1票の格差をゼロにし
よう。死に票を少なくさせよう。
政治家の質の低下をもたらしてきた「政党助成金」も廃止させよう。
日本列島、猛暑が続いています。皆さんお元気ですか? ただいま参議院選挙最終盤
突入。

【憲法世論調査に一言・斉藤美奈子さんに拍手】
 東京新聞7月10日付朝刊、斎藤美奈子さんのコラムは、ナイス冴えていました。
私拍手です。
マスコミ各社が発表する世論調査の設問には思惑があります。「憲法の改正」に賛成
ですか?反対ですか?ではなく、「安倍自民党が憲法を『改定』したいと言っていま
すがあなたはどのように思われますか」と聞くべきです。

【マスコミや権力者の恣意的な世論調査を見抜け】
さらに前文と各条文を具体的に出して問うのが一番良いのですが、企画者は質問時間
と質問量が増加するのでわざと省略するのです。RDD方式の場合は…。
 こうすると回答が全く違った結果になってきますよ。これを避けたいのです。マス
コミや権力者は。見かけだけの「調査もどき」を「世論だ」と自分たちの都合の良い
ように言いたいのです。
アンケート調査を実施する場合は、設問の言葉の用い方(ワーディングとも言う)非
常に大事になります。時折、設問の言葉の用い方が良くないことも見つかります。例
えば、あなたは「○○」について、「評価」しますか、しませんか。などという設問
もあります。これはひどいワーディングです。「評価」とは何についてどのように評
価するのか、「良い評価」もあれば「悪い評価」もあります。また、問われても評価
できない場合もあるのです。「評価する評価しない」だけのワーディングは設問が不
十分です。NHKの世論調査などはこれを多用しています。

【マスコミの独立性を奪う権力者との会食】
安倍首相は1月以来毎週のように高級料理店で読売・産経・毎日・日経・朝日・NT
V・フジTV・テレビ朝日などマスコミ各社の幹部や政治部長クラスと会食を重ねて
います。
しんぶん赤旗で門奈直樹立大名誉教授は、英国では首相とメディアが会食することな
どは全くないと言っています。独立性を失うからです。欧米のメデイアにはウオッチ
ドッグ(権力を監視する番犬)という用語があるそうです。また赤旗で米国の政治学
者のジェラルド・カーチスさんが「メディアも安倍政権の宣伝紙のようになってい
る。ひどいのは、今日の朝日。まったく客観性がなく、安倍首相の言っていることを
並べているだけだ」と述べていました。
アンケート手法を用いる場合に企画者の思惑が入り込みます。質問する側の言葉の用
い方によってずれた回答を演出することにもなってきますね。安倍首相が何の政治的
思惑も無しにマスコミ各社幹部と接触をするはずは無いのです。

【大日本国憲法でも改正は3分の2】
 大日本帝国憲法(明治22年発布)第73条に改正要件が示されています。②項で
両議院は各その総員三分の二以上出席するに非サレハ議事を開くことを得す。出席議
員三分の二以上の多数得るに非サレハ改正の議決を為すことを得スとあります。
 戦前の欽定憲法であっても、三分の二を原則にしていました。現行憲法の第96条
の各議院の総議員の三分の二以上の賛成を、二分の一にまでに変えようとするのは、
全く道理に欠けています。天皇主権であった大日本帝国憲法を持ってしても明瞭であ
ります。

【9条改悪を言明した安倍首相と対決できるのは共産党】
安倍政権は、世論調査で下馬評・支持率が好調になってくれば憲法改定を演説しまく
ります。支持率の事前情報が悪いと「ダンマリ」になってきます。本音を隠して、票
と議席の獲得を狙ってきますね。これは彼らの常套手段です。
そして、とうとう7月15日の安倍首相はTVインタビューで「我々は9条を改正
し、その(自衛隊)存在と役割を明記していく。これがむしろ正しい姿だろう」と言
明しました。
 共産党は憲法の「すべての条項」を前文はもちろん99条も含めて、第1条から第
103条まで遵守すると、最も憲法に忠実な政党です。綱領でも「憲法全条項完全実
施」を謳っている政党ですね。

【アベノミクスに最も手強い相手になるのは共産党】
「しょぼくて・ズッコイ・アベノミクス」に対して、参院選挙は「安心で・安全で・
快適で・豊かな日本を取り戻す」絶好のチャンスです。浜矩子同志社大学教授は「あ
ほのミクスと言いたくなってしまいます」と述べています(6月9日付しんぶん赤旗
日曜版)。
1票(一人2票あります)を有効活用できるのがどの政党なのかは明確でしょう。

【コミュニテイーのミクスでどうだ!】
「安心・安全・快適・豊かな日本」をつくろう。これらを「シイノミクス」あるいは
「コミュニテイーのミクス」と名付けてみた。「アベノミクス」に対抗し、広めた
い。どうだろうか。
共産党を野党第一党に、最低でも議席を二桁になるよう躍進させたい!与党崩れの民
主党や新自由主義礼賛と戦前レジューム礼賛の維新の党やみんなの党などよりも大き
くさせよう。
日本国憲法と民主主義が危ない。生活が危ない。外交もやばく、すべてが危ないので
す。

皆さん、参議院選挙で日本列島に新しい風を起こそう。

毘沙門天

【私の願い】
すべての国会議員(政治家も)・公務員は憲法擁護義務=「第99条」を遵守せよ。
原発は再稼働も海外輸出も止めよう。電気は足りている。
消費税増税は中止し3%に戻そう・資本金10億円以上の大企業法人税減税を止めさ
せ応分の負担をさせよう。金持ち富裕者から税金を元通りに払わせよう。
TPP参加は止めよう。経済主権と食糧安全保障を確立させよう。日本の食糧は日本
の国土で収穫しよう。輸入に頼ってはいけない。地産地消・国産国消を取り戻そう。
すべての産業の空洞化を防ごう。
社会保障の減額・削減は止めよう。税金予算の使い道を変更させよう。借金大国とい
われますが国の金はあるのです。貧困格差を是正しよう。
ワーキングプア・無縁社会をなくそう。非正規雇用労働を根絶し、正規社員が当たり
前の社会を取り戻そう。最低賃金制の破壊を止めさせよう。時間給は誰でも何処でも
最低1000円にしよう。
沖縄の米軍普天間基地は返還・撤去させよう、欠陥危険なオスプレイは国内での飛行
を中止させ、米国本国に戻らせよう。
 小選挙区選挙制度を止めて、すべて比例代表制度に変更し、1票の格差をゼロにし
よう。死に票を少なくさせよう。
政治家の質の低下をもたらしてきた「政党助成金」も廃止させよう。

 

護憲勢力に一票を!「壊憲」勢力を通すな!

護憲勢力に一票を!「壊憲」
法政大学Ⅱ部九条の会勢力を通すな!
2013年7月

 7月21日の参議院選挙投票日が近付いてきました。私たち法政大学Ⅱ部九条の会は、憲法九条はもちろん自民党の改憲草案すべてに反対します。もちろん96条を変えて政権与党がいつでも「壊憲」を発議できることにも反対です。
 
 7月10日付東京新聞で斉藤美奈子さん(文芸評論家)が「本音のコラム」で直近の世論調査への本音を語っています。
 コラムによると「憲法改正に賛成が44.5%反対が38%」(共同通信)「賛成46%反対34%」(毎日新聞)だったそうです。以下斉藤美奈子さんの本文を引用します
「世論調査では半数近くが改憲に賛成なんですね」「この種の調査を見るたび思うのだが、『憲法改正に賛成ですか、反対ですか』という設問だけでいいのかな」「日本の義務教育では…憲法の理念は教えても、条文までしっかり読ませようとしていない。しかも少し前までは、中学の指導要領に『条文解釈に深入りしないように留意すること』というただし書きがあった」「私たちが憲法音痴なのは、何十年も、改憲を党是とする政権与党の下で学校教育を受けたせいかもしれない。子どもに国家を歌わせるなら、憲法の前文だって暗唱くらいさせてもいいのに」「改正の是非を問う調査には『自民党の改憲草案を読んだことがありますか』という設問も本当は必要だろう。改正の前も後も知らずに、賛成も反対もない」。
 まさに私たちの本音でもあります。
私たちは、日本国憲法が堅持する、国民主権、人権主義、平和主義を破壊しようとするあらゆる策動に断固として反対します。そしてまた、人類の存在を脅かす核に反対し、原発ゼロを目指します。
平和と人権そして生活を守るために、護憲勢力に一票を投じましょう。

6月2日反原発集会!

★ 首都圏反原発連合主催の「0602反原発☆国会大包囲」に参加します。
集合時間 6月2日(日)午後4時
集合場所 文科省向かいの「日土地ビル」前広場 宝くじ売り場前
行動予定 集合後、国会前に向かいます。
目印    法政大学九条の会の旗
交流会  地下鉄虎ノ門駅近くの「さくら水産」
★ 三団体が最終的に首都圏反原発連合主催の「国会包囲」に集結しますが、前段階で二団体が集会デモを予定しています。どちらかに出て国会前にとなる方も多くいらっしゃると考え、全体が集まる「国会包囲」の場に九条の会として集まることにしました。
 ★ 「原発をなくす全国連絡会」(明治公園2時デモ出発)→山口が会場でお待ちしています!
★ 「1000万人アクション」(芝公園23号地2時45分デモ出発)
→木村が都営三田線「芝公園」A1出口(午後1時30分)の地上でお待ちしてます!

 6月1日 講座「どう生き、どう死ぬか」

講師:鳥海房枝さん   講師紹介特別養護老人ホーム清水坂あじさい荘総合ケアアドバイザー/特定非営利活動法人メイアイヘルプユー保健師。「市民福祉団体全国協議会」 から、より良い生き方意思表示のお手伝い 「ら・し・さノート」 を出版

日時:6月1日(土)午後2時~午後4時30分

会場:連合会館(旧総評会館)2階会議室/千代田区神田駿河台3-2-11

連絡先 090-4961-0799 木村

「自分はお葬式はいらない」「骨は自然に還して欲しい」と思うなら、生前から家族等にきちんと伝えなければならない、死後のことを整理しておかねば残された家族が困ります。 死とどう向き合い、どう死んでいくか、みんなどう考えているのか、今回はそうした機会となればと企画しました。人生には転機があり、学生時代、就職や独立、勤め人は退職後、どう生きていくかを考えます。五十嵐仁教授は「団塊よ、死ぬ前に闘え」とおっしゃっています。日本社会は核家族化し、認知症の親を個人で介護する家族が増えていますが、介護生活に疲れ、介護する側が介護を受ける事態になるケースもあります。60歳以上の女性の平均寿命は92歳、その7割が認知症だそうです。 どう死んでいくか、自分が選択できる死に方があるのか。人間らしく死にたいは当然で、話題となっている尊厳死、自然死、平穏死とは何か、一度専門家から聞いてみませんか。鳥海房枝講師から分かりやすく説明が聞けます。

残された人生をどう生きるか、どう楽しむか、交流してみませんか。

5月28日憲法学習会!

1 5.28 憲法学習会 講師 杉田敬光弁護士
  東京東部法律事務所所属 73年東京生まれ
  場所 神田多町2-7 木村誠司法書士事務所 TEL03-3256-7058
  時間 午後7時開会
  本日は世話人会を兼ねていますが、多くの方のご出席をお待ちします。
  ☆超右翼安倍は、96の背番号でアンパイアを演じ、迷彩色の征服で戦車に乗り(文民統制な   んて何処吹く風!)壊憲の道をまっしぐら。ここは、一つ、自民党憲法草案の持つ非民主的内容を明らかにしつつ、九条を守る・活用する術を学ぼうと企画しました。

 

4・14アーサー・ビナードさん講演会 204人参加

うなずき 笑いながら… 刺激を受けた2時間30分

4月14日午後、OB九条の会3周年記念、アーサー・ビナードさん講演会を開催しました。題して「最高の憲法と最低の政治の、不思議の国ニッポン」。参加者は20代から80代まで204人でした。

外国人から教えられた「豊かな表現力の日本語」
と、「ウソとペテンの言葉の本質を見抜く視点」

★ウソとペテンにだまされていませんか? 
 アーサーさんの話は痛快で面白く、アメリカ生まれ、イタリアで学び日本で生活している詩人としての感性と精神・論理構造に参加者は圧倒され続けでした。
 「彼は只者ではない」という参加者の感想の裏返しとして、日本にいる私たちの視点や感覚や行動が問われる刺激的な講演会になりました。
 「日本語は、表現できる可能性が素晴らしい言語」であることと、「20世紀最高の奇跡の日本国憲法」という言葉が何度も強調されました。日本語を母国語としているはずの参加者ですが、共感とショックの中で反省と奮起すべき気持ちを随所で噛みしめさせられました。
★「イタリアでは、読者が新聞にだまされることはない」のに、日本では…
 耳が痛いことが次々と語られました。イタリア語を学んだ時のことでは「イタリアの新聞で、読者がだまされることはない」「おかげで奥にある本質は何だろうと考えることができた」と、マスコミ報道に左右されがちな日本の民度をグサリと突かれました。
 23歳の時に来日し、イラクのクウェート侵攻、湾岸戦争となった時期で日本国憲法は知らなかったものの、アメリカでは憲法の論議はないのに日本では新聞に憲法の活字が出ていること、憲法が戦争や派兵の歯止めや制約になるということを知った時の新鮮な驚きが話されました。
 ★デモクラシー=民主主義は誤訳。正確な意味は「民主体制」
 アーサーさんから会場内に出されたクイズは「デモクラシーの意味は?」。いぶかしげに「民主主義でしょう」という声にすかさず「誤訳です」。「資本主義、社会主義、共産主義と同じように訳されて信じこまされていますが、主義は○○イズムといいます」「正解は民主体制です」と、思想的なことではなく現実の社会の姿のことであるとズバリ。
 ★イタリアの絵本から「戦争は勃発しないが、平和はすぐに実現できる」
 会場内が一段と大きく沸いたのは、イタリア児童文学のジャンニ・ロダーニの絵本『キンコンカン戦争』(講談社。アーサー・ビナード訳)の紹介で飛び出した日本語辞書にある「勃発」と「勃起」の単語。後者は日本語を学びはじめた時の余談ですが、戦争は事業であり、儲ける人がおり、武器を作っておかないと始められないから、いきなり「勃発」はしないこと。しかし「平和は元手がいらない。争いを“やめい!”と言えばすぐに実現する」。ここでも場内は大きくうなずきました。
★平和の反対語は戦争ではなく「ペテン」
 そしてまたクイズ。「平和の反対語は?」。答えがすぐに出ず沈黙の参加者に「戦争ではなく、ペテン」と、また場内は、してやられてしまいました。
 「近代以降の戦争の本質は(政権側の)PRであり、サギだ」という解説に続く、「ペテン、サギの視点で見なければ、世界はわからない」「戦争を止めよう、平和運動をやろうとしたら、ペテンを見抜くことからやらないと負けます」という指摘に耳が痛くなった参加者は少なくなかったようで、共感の拍手が大きく響きました。
 ★「奇跡の日本国憲法」を活用しよう、のアピールに大きな拍手
 「戦争のPRに負けないためには、言葉の可能性を広げることが詩人の役割」と噛みしめるように語り、参加者には「戦争のPRに負けないための道具はある」として、「表現できる素晴らしい言語である日本語」と「20世紀最高の奇跡の日本国憲法」の活用を語りかけると、また大きな拍手が巻き起こりました。
★TPPで日本語が絶滅危惧種になる   ことも解き明かされた
 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)についても明快で、「自由貿易の名で日本の乗っ取り」「日本語の『自治』が死語となり、次に日本語が絶滅危惧種、関税障壁になっていきます」と警鐘を鳴らしました。
 ここでもクイズ。「トロイの木馬は何でできているでしょうか?」。「木製…」の声にすかさず「木は外側の部材で、腹の中は殺し屋。それが中身、本質です」と、TPPも本質をえぐって正しく理解することを強調しました。
ビナードさんは質問にも丁寧に答え、休憩をはさんでの2時間半でも足りない密度濃い講演会でした。
 
会場アンケート、感想文から

 *「ペテンタゴン」という言い回しが良かった/以前、朝日ニュースターの番組「ニュースにだまされるな」でゲスト出演していた時に拝見して、一度講演で話を聞いてみたいと思っていましたが、イメージ通り面白いおしゃべりで引き込まれてしまい、とても楽しかったです。中でも「ペテンタゴン」という言い回しがとても面白かったです。
*井上ひさし氏のフレーズを思い出した/ビナードさん講演会200名突破、大成功でしたね。これくらいの人が集まると元気が出ます。時間がたつのがあっという間で、井上ひさしの「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことはあくまでもゆかいに」というフレーズを思い起こさせます。
ビナードさんの話を何回か聞いたというイトコも今回の話が一番良かったと言っていました。
著書本の販売もおかげさまで好調で、98冊販売することができました。送料を差し引くといささかの利益で、山分けには程遠い金額ですので、そのぶん会報の制作・印刷などでお手伝いさせていただければと考えております。ありがとうございました。(T.M)

 *「脱だまされない」を決意/とてもわかりやすく、かつ姿勢を正される内容でした。だまされないためには学ばねばいけない。学びの場、知る場は自分で見つけなければいけない。最近、インターネットおたく気味になっている自分ですが、これも必要とOKされた気持ちになりました。

 *日本人より日本人らしいと感動した/地域の人にも呼びかけ10人が来てくれた。甲骨文字の望月先生が「初めてしっかり聞いて、日本人より日本人らしい」と喜んでくれてうれしかった。

 *感動し、危機を痛感。できることをやります/このままたたかわなければ日本語が滅びるなんて考えもしませんでした。日本国憲法が奇跡の中でできたということも感動しました。何もしなかったら9条そのものが危ないとひしひしと感じます。私にできるささやかな活動をしていこうと思います。

*福島から避難。アーサーさんの国の原発政策批判に感謝/私は福島から子どもをこの2年間、4回避難させ、いま東京で一緒に住んでいます。アーサーさんが福島原発の件について、国が(県民、国民を)捨てていると言われたことは、私も納得しています。これを声を大にして話して下さっていること、感謝します。

*彼のように屈しない姿勢で生きようと思う/原発に反対です。TTPにも反対です。原発に至ってはチェルノブイリ事故が起きた時から反対しています。正確には事故が起こる前から反対していたと思います。原爆投下以降は日本人なら核の怖さは何かしら知らされています。チェルノブイリ事故数日後TVで放射能を含んだ雨が日本にも降るとニュースで言っていました。当時中学1年生だった私は部活動で毎日5キロのランニングが課せられていました。多少の雨ならばランニングが中止になることはないので、台風のような激しい雨なら走らずにすむのにと考えていました。ですが、その日は小雨で部活の仲間も皆走りたくないと言っていましたが先輩も走るし仕方ないと何も言わず走ったのを憶えています。
 私は今の都会の生活でも、できる限り地球に負担をかけないよう、一般に言われている“エコ”の努力はしています。しかし、自分の周りにはそうじゃない人たちもいます。
 ビナードさんの講演を聴いて中学生の時、何も言えず五キロ走った自分と今も何も言わない自分…26年間も変わらず何してるんだろうと思いました。アリメカ人であるビナートさんは日本語を愛し日本を愛し将来は広島に骨を埋めるだろうと言っていました。人類歴史上類をみない放射能汚染された日本に外国人である彼が日本の存続を危惧し戦っている姿を目の当たりにして、彼と彼を魅了した日本を築き上げてきた日本の先人方に感謝の気持ちと自分の不甲斐なさでいっぱいになりました。 (4面に続く)
 人間の経済活動が地球の破滅へ追いやっているのに、見過ごしているのはどうしてなのだろうと、一握りの人間たちの利益の追及のために地球上全てのものが犠牲になる、その一握りの人たちは自分たちの子供たちのことは考えてないのでしょうか? ゲームを楽しんでいるだけとしか思えません。
 彼らの巧みな情報操作に騙されず目を養い、ビナートさんを見習うのは大変かと思いましたが、彼のように屈しない姿勢で生きようと思いました。

(壇上の看板は、のぼり旗の文字もお願いした書家、望月翠山氏の直筆。望月さんには招待席で参加していただきました。)

◆共催「松田さんを支える会」松田恒彦さんからメッセージ
 「テレビで国民の50数%が改憲に賛成、反対は40数%と言っていました。最低の政治屋より、おろかな国民を見せられた感がして絶望感めいた気がしないでもなかった。でも今日のような草の根の運動の広がりは希望です。
私は43年前の1970年1月21日に『法大全共闘』を名乗る暴力学生たちによって生涯に残る後遺症を負わされました。相手の存在を認めない問答無用とも言うべき最大の暴力である戦争を許さないためにも日本国憲法第九条の改悪を阻止しなければと思っています。大学OBの九条の会が今日のようなビナードさんの講演会を開催することを嬉しく思っています。会の盛会を確信し、高知の地から挨拶を送ります。

アーサー・ビナードさん講演会のご案内  共催松田さんを支える会

日時 4月14日(日) 午後2時開会

場所 千代田区一番町12「生き生きプラザ.カスケードホール」 TEL3265-6311

結成三周年企画『最高の憲法と最低の政治の、不思議の国ニッポン』アーサー・ビナードさん講演会のご案内です。
ビナードさんは全国各地で「だまされない日本人になろう」「プルトニウムと暮らせる?」などの講演で面白く元気が出ると大人気です。文化放送「ソコダイジナトコ」木曜日出演中、ブログ「日本語ハラゴナシ」が評判です。聞いて、見て下さい。
お花見は終わるころですが「かんちく」読者のみなさんで大集合しましょう。懇親会も予定しています。
200名収容の大会場ですが、整理の都合上「行くよ」とお電話下さればうれしいです。

連絡先 TEL:090-4961-0799又は03-3256-7058(木村誠司法書士事務所)、080-5181-9026(中村雅子)