パロッタ新聞73号

2022年2月27日、高知県南国市の介護施設で私たちの学友である松田恒彦さんがなくなりました。
松田さんは1970年1月21日、法政大学の教室内で暴力学生集団に鉄パイプなどで襲われて頭蓋骨陥没という重傷を負いました。終生、不自由な体ながら「暴力反対」の主張を貫いてきました。
松田さんを襲った暴力学生集団は自己批判もせず、当時の青年学生運動を衰退させたといっても過言ではありません。

松田さん。本当に残念な一生でした。
あの日がなかったら素晴らしい人生が拓けていたことでしょう。
向学心に燃え同時代に法政で時間を共有したものとして心が痛みます。
ご冥福をお祈りいたします。
ウクライナでは今日も究極の暴力で命が奪われています。
戦争便乗組への怒りも込めてパロッタ73号です。

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