詩を一編掲載しました。 「巡り会ったのは」 ごらんください。

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詩を一編 掲載しました。
「巡り会ったのは」
ごらんください。

雪降るや 俳句短歌の作り時-ふみひと

 

巡り会ったのは          洲 史(しま ふみひと)

訪れたのは   土佐高知
坂本竜馬 植木枝盛 幸徳秋水
槇村浩 山原健二郎
自由民権と 革命的伝統が息づく

巡り会ったのは
窪川の原発計画を 漁師・町民一体となって阻止した と
誇らしげに語る 久礼・大正市場の魚屋の亭主
順平という名のお酒の試飲を何杯も何杯も
にこやかに勧める西岡酒造の女将

訪れたのは
松田さんが暮らしたかんちくの郷
南国市のコーポラス

巡り会ったのは
1970年頃の私たち
淡い恋心
青い決心 情熱
暴力に昂然と頭を上げて闘ったというささやかな誇り
暴力を阻止できなかったという悔いをいくらかは解きほぐす語らい

巡り会ったのは
法政時代を胸に精一杯闘い 生きた40年
仲間たちとの果てしない議論 ばか騒ぎ
松田さんのチャーミングな笑顔

★以下 中島氏版 ★

巡り会ったのは
女神たち
一冊の詩集と一つの詩の朗読
洲史詩集「学校の事務室にはアリスがいる」
「オレは帰ってきたのだ
帰るところはない・・・」

巡り会ったのは
一冊の短歌集
蒲原徳子歌集「原子野」
「次々と消えゆく命見つつ尚あきらめられず姉を探しぬ」
「父の背に母よ母よと乳飲み子は泣きのけぞりぬ原子野のなか」

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