会報31号
津田沼革新懇No.36
津田沼革新懇No.34
歴史を変えた韓国の若者たち~「大統領弾劾200万人デモ」イ・ヨンチェ講演会
歴史を変えた韓国の若者たち~「大統領弾劾200万人デモ」イ・ヨンチェ講演会/
レイバーネットより転載⇒ http://www.labornetjp.org/news/2017/0408hokoku
4月8日(土)、東京・亀戸文化センターにおいて、「大統領弾劾の原動力 200万人キャンドルデモ~韓国若者の意識と今後の展望~」と題するイ・ヨンチェ講演会が開かれた。昨年『アングリーヤングボーターズ 韓国若者たちの戦略的選択』という本を梨の木舎から出版し、ヒットさせた恵泉女学園大学の李泳采(イ・ヨンチェ)教授。テレビにコメンテーターとして出演するなど、忙しい中での講演だった。
パク・クネ弾劾に至る経緯を、その発覚からチェ・スンシルや財団との関係などわかりやすく話してくれた。また若年失業率が高く、例えばソウル大の法学部を卒業しても30%しか正規職での就職ができないなど厳しい状況があるなかで、チェ・スンシルの娘チョン・ユラが梨花女子大学に不正入学し、不正に単位を取得していたことなどに怒って若者が立ち上がったことなど、とてもわかりやすかった。
若者主導の「政治革命」については、写真や動画を映しながら話してくれた。大学生、高校生のみならず、中学生や小学生までがキャンドルデモに参加していた。ある中学生は「私たちはこの国で夢を持つことができない」と訴えていた。またデモに参加したある学生は「歴史は教科書で学ぶものと思っていたが、私たちが歴史を変えています」と語っていた。
今回、逮捕者を出すこともなく100万、200万の人々が集まって平和的にデモが行われた。その背景には労働者・農民・市民運動の持続的な抵抗があり、また今までの敗北が教訓とされていると話してくれた。2008年の米国産牛肉輸入反対のキャンドルデモは、市民運動主導が社会運動主導へと変わった時点でひどい弾圧を受けた。2014年のセウォル号沈没では多数の高校生を含む304名が死亡し、9名はいまだに行方不明になっている。2015年11月の民衆総決起闘争でペク・ナムギ農民が水大砲の直撃で意識不明になり、2016年9月死亡した。民主労総のハン・サンギュン委員長は拘束され、懲役5年の実刑判決を受けた。このような中で、2016年10月29日からの民主労総のストライキは100万キャンドルデモを引き出した。しかし活動家たちはサポーターに徹し、一般市民主導の非暴力デモであった。進化した2016年のキャンドルデモで重要なことは、広場を動かす力は市民の怒り、連帯、自己変化だったと話してくれた。
5月の大統領選挙についてもその展望を話してくれた。保守層を取り込むために中道保守になっている野党が、次の改革をできるのか。財閥解体ができるのか。不安定な朝鮮半島に日本はどう対応するか。東アジアで社会を変えていく動きが起こっている。韓国の次の世代を担う若者たちと、私たちは日本で何ができるのか共に考えていきたいと結んだ。
主催した「金東日(キム・ドンイル)さんと交流する会」は、韓国の税務職員で二度の解雇を裁判闘争で跳ね返し、職場復帰したキム・ドンイルさんを支援し、交流を続ける日本の全国税労組OBと市民たち。また法政大学Ⅱ部九条の会は、OB会で非暴力・平和の闘いを続ける方たち。主催者の予想を超える約60名の参加者は、熱心にメモをとりながら耳を傾け、時間をオーバーして質疑応答をおこなった。日韓関係で市民の役割は重要な局面にある。日本社会の中で保守に歯止めをかけ、日韓市民が連帯していくことの大切さを感じる集会だった。【尾澤邦子】
津田沼革新懇
会報29号
地域市民連合の結成へ!
皆様
1月29日の発足報告に元学友や国税の仲間から多数のメールをいただきましたので、各地の様子や仲間の想いをお届けします。お名前は割愛しましたのでご了承下さい。なお、津田沼革新懇は2月1日役員会で対応を協議します。
私は学園・職場・職域で活動してきました。独立開業後、地域での活動に加わってきましたが、仕事やこれまでの活動領域が忙しく、どっぷりつかるというわけにはいきません。困ったところですができる限り関わっていきたいと思っています。
武蔵野市「市民と与党の共闘」より
吉祥寺のホテルであった「(邑上・ムラカミ)武蔵野市長応援する新春の集い」の帰り道です。12年前に、22年間の自公市政から市民候補が勝利して早3期が経過。10月市長選、7月都議選(武蔵野市は1人区)の年です。今日も、菅直人と民進党だけでなく、共産党、生活者ネット、自由党、市民の党(昔MPDの過激派)が勢ぞろい。武蔵野市では、市民と“与党”の共闘が実現しています。秋の市長選はもちろん、都議選でも共闘できないか、それが衆院小選挙区につながると、パーティー中も民共他の市議会議員と話しました。千葉も頑張れ!
埼玉5区より
埼玉5区でも「安保法制廃止、立憲主義回復をめざす5区市民連合」が結成されました。この集会に妻と参加、ジャーナリストの青木理氏と元NHKプロデューサーの皆川学氏が、日本会議やメディア抑圧の動きなどのテーマで対談、勉強になりました。青木氏の近著「安倍三代」(朝日新聞出版)はおもしろそうですよ。
中野区より
中野・渋谷は 長妻氏の一人勝ちですが、先週12人の市民の方々が始めて共産党中野地区委員会を訪問。渋・中市民連合として2月25日に”キックオフ集会”を持つことになったそうです。長妻氏と7区共産党予定候補の谷川医師が話をするということです。もちろんそれ以前にはスタンディング、駅前集会などが数回企画されています。1月31日には中野晃一さん、大野さんの講演会もあります。面白い2017年、皆さんと共にありたいと思っています。
横浜市より
私の住んでいる横浜市都筑区で取り組まれている野党共闘めざす集会が迫りました。ブログやファイスブックにもアップしましたので、ご覧の上、拡散してくだされば、感謝http://simahumi.blog.fc2.com/blog-entry-627.htmlhttps://www.facebook.com/events/243356182767351/
千葉3区より
千葉3区ではミナ千葉、ママの会などからの市民有志が呼びかけて、野党統一候補が、中央の野党協議で発表されない段階でも衆議院解散にそなえて野党共闘の土台を作ろうと、1月9日に準備会が開かれました。市民団体をはじめ民進党、共産党、自由党、社民党、市民ネット、新社会党などの千葉3区関係者や議員など35人があつまりました。 同日の合意を受けて、2月5日に「千葉3区市民連合」の発足集会を行います。県内で一番早い選挙区市民連合となると思われます。 千葉県安房より1月28日(土)に安房の未来を決める会が地域経済活性化を中心にシンポジウムを行いました。102人が参加し、ハワイアンあり、ミニライブありで大いに盛り上がりました。このあと2月11日に大西さんと語る会を行うとのことです。この地域ではこの会が事実上の市民連合の役割をはたすことになりそうです。
野党共闘拡げようの声
力強い発足の様子ネットで確認しました。
全国に拡がるように!
すごいですね、熱気を感じました😄
いい集会だったようですね。でも、マスコミは小さくしか報道しないでしょう。この機を大事にして、いい流れを作りましょう。
お疲れでした😁面白くなりそうですね😁
全部の小選挙区に候補を立てて安部政権をひっくり返しましょう。市民の力で後押ししましょう。
千葉県は、野党共闘が確実に進んでいて、素晴らしいですね。神奈川県でも、早急な足場固めが必要と思います。大票田である首都圏で、安倍デタラメ政権に必ずや勝利しましょう❗
今後の政治革新への展望は見えてきたかしら。
千葉もいよいよですかね!
社会を変える若者たちへ!
選挙に行って、社会を変えよう! 戦争法廃止!立憲主義回復へ!
― 参院選で野党を勝利させ政権交代をめざそう ―
2016年6月23日
法政大学Ⅱ部九条の会世話人会
【今年の流行語大賞】
「保育園落ちたのは私だ」は今年の流行語大賞ナンバーワンでしょう。一方、預かる側の保育士が1年で30人もが退職した私立保育園に福岡県が立ち入り調査となり、ネット上で「保育士辞めたのは私だ」と訴えています。
保育士の賃金は一般企業に比べて月収で10万円低く、昼食はゆっくり食べられず、児童票(連絡帳)は自宅でサービス残業、保育士が少なく激務で腰痛を訴えています。
野党は月額5万円の賃上げ法案を提出しましたが、安倍首相はわずか6千円の予算しか提案していません。
介護士も安倍政権は「一億総活躍」で月額1万円しか提案していません。求人倍率が増加したといっても正規ではなく非正規が増えただけです。今、日本は生まれてから死ぬまで、貧しいものはさらに貧しく富むものはさらに富む、格差が広がる異常な社会となっています。
【未来は変えられる】
戦争法を廃止しなければ人を殺し殺される国になってしまいます。
原発再稼働を進めれば生まれた土地に住めなくなります。
働いても、働いても普通の暮らしができないでいます。
こんな社会を変えるチャンスが7月10日の参院選挙です。
沖縄県民は先日の県議選で翁長知事を支える与党を増やし、安倍政権に米軍基地撤去の声をつきつけました。
全国で自民党に「NO!」を突き付ける人が増えれば日本の未来は変えられます。
【野党を後押しした市民の力】
全国32の一人区で野党が候補を一本化し、自公と一騎打ちとなっています。一本化を後押ししたのが若者たちのシールズやママの会などの市民の力です。
シールズの仲間が「投票に行くだけではなく、選挙に関わろうと呼びかけています。友達と「選挙に行こう」と話しませんか?「街頭で声だそう」と誘い合いませんか。
いつの時代も、社会を変えるのは若者たちです。
戦争法廃止国民政府樹立に向けたアピール
戦争法廃止国民政府樹立に向けたアピール
― 市民の力で参院選及び衆院選統一候補擁立を ―
2015年12月16日
法政大学Ⅱ部九条の会
【安倍政権を打倒し民主主義と国民生活を守ろう】
戦争法が強行採決された中で、マスコミや言論界、自治体・大学などで言論及び表現の自由を脅かす動きが加速化しており、日本の民主主義はかつてない危機に瀕しています。
原発再稼働、格差拡大、労働法制改悪、消費税率再引上げやマイナンバー施行、TPP合意など安倍政権は国民に負担と不安を広げています。
私たちは集団的自衛権の閣議決定及び戦争法を廃止する運動を大きく広げ、安倍政権を倒すことが日本の民主主義を発展させ国民生活を向上させる道だと確信しています。
2016年7月の参院選、そして同日選も噂される衆院選で自公両党に勝利するために、選挙協力すべきと、戦争法廃止と立憲主義回復のための「市民連合」が発足します。
野党間では選挙協力への着手を従来の枠の中に押しとどめようという動きもありますが、私たちは市民主導の運動を広げていくことが打開のカギだと考えています。
統一候補擁立のために法政大学Ⅱ部九条の会会員と国民のみなさまに以下を提案します。
【提案・2016年7月の参院選に向けて】
1 国民運動の継続発展
戦争法廃止2000万名署名達成運動が戦争法を廃止する政権を求める世論形成につながります。そのカギは集める人を増やすことです。友人知人に広めましょう。
国民の目に見える運動、街頭での盛り上がりで世論高揚をめざしましょう。毎月3日の「アベ政治許さない」掲示、毎月19日の国会前集会、全国各地での戦争法廃止の宣伝・集会・デモに参加しましょう。
2 「オール沖縄」をわが町で!
野党の選挙協力を全国で広げる「市民連合」結成に向けて、護憲保守のみなさんとも共同しながら、地域での各種話し合いや行動で呼びかけていきましょう。