●「次世代への継承」をテーマに九条の会東京連絡会の大交流会(7月1日)で分科会に参加したい。 皆さまのお知恵を!
この目論見は、被災地への第三次ボランティアに参加したメンバーの、報告文をどうしようという雑談の中から飛び出したものですが、契機はどうあれ、古くて新しい、なかなか悩ましいこのテーマに挑戦したいと考えております。
九条の会は東京で900ぐらいあり、うち600余にパイプを持っている東京連絡会ですが、多くのところでスタート数年で歩みが遅くなったり止まりつつあるのが実情のようです。「憲法」の文字がマスメディアに大きく載らない情勢が続いてきたり、メンバーの高齢化や、経験交流による活動の刷新がなかなかできないことなどが原因のようです。(もちろん、活発に活動を継続しておられる会も存在しています。)
私たちがエネルギーを使ってきた学生運動でもそうですが、各種市民団体や労働組合で何を後継者に引き継いできたのでしょうか、また家庭で子や孫に何を引き渡すことができているのでしょうか。あれこれ、やり残したことはありませんか。
私はこの問題でも団塊世代へのエール、「死ぬ前にたたかえ」が浮かんできます。
そこで、OB九条の会として、団塊世代(の前後)が口火を切り、地域や職域、家庭での運動などの継承、世代間継承について教訓やコツ、ヒントをまとめることができないものかと頭をひねっている次第です。
一般企業では事業継承へ様々な努力、試みが積み上げられています。マーケティングの視点からのセミナーなどもあるようです。そこから学べるものはあるのでしょうか。
私たちの先輩、同輩、後輩の経験と知力の総動員で、このテーマを究めてみたい、良いチャンスにしたいと思います。
以上は私の私見ですが、5月11日の世話人会でも論議していただければと願っております。
(Ⅱ社OB 山田幹夫 2012.5.1メーデーの日に記載)