富裕税、金融取引税を!

今週の「週刊金曜日」を読んで良い記事を見つけました。

数字が見抜く理不尽ニッポンで、第十回(最終回)「金持ちに1%の富裕税を課せ!」と題した論考が掲載されています。ジャーナリストの武田知弘さん、良いことおっしゃっています。紹介します。
少し引用すると、
<日本には個人金融資産が1400兆円あり、不動産などと合わせれば8000兆円の資産があるとされている。これに1%の富裕税を課せば、概算でも80兆円の税収となる。資産の少ない人を課税免除するとしても少なくても20兆円以上になる。…(略)…富裕税を課せば充分な税収になる。今の日本の財政問題は、これですべて片が付くし、中間層以下の人たちに大幅な減税もできるだろう。そうすれば消費も上向く。>

また、これとは別に、ビル・トッテンさんが「増税するならば、例えば株の売買や外国為替取引という投機、バクチに課税すべきです。日本の株の売買額は年間500兆円です。新規発行株はその約1%です。99%は既に発行された株の売買、ギャンブルです。
これに1%課税すれば年5兆円、2%なら10兆円です。また、外国為替取引で、毎日90兆円の円が取引されています。年間では日本のGDPの258倍の額です。これに1%課税するだけで330兆円といまのすべての税収の4倍にもなります。」と述べています。<全国革新懇ニュース2月号より>

以上、日本の財政・税金問題の記事紹介でした。

茂呂

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