津波の街で春を待つ花―陸前高田ボランティア活動報告

雪が舞う中の北上

被災地へのボランティア参加では、これまで春や夏の呼びかけに都合が合わず機会を逸していたが、今回ようやく念願を果たすことができた。
1000年に一度の規模といわれた東日本大震災に、カンパなど自分のできる支援をなにがしかやってきたが、実際の状況をこの目で見、肌で感じて被災者と連帯することができたらと思っていた。
岩手の鈴木哲夫さんから今回またボランティアを呼びかけていただき、一緒に行きませんかという中村さんの誘いに“渡りに船”とばかりに乗った。年末の3連休は「金」のような時間なのだが、年内に震災地の情況を感じとる最後のチャンス。過ぎゆく時間を「お金」では買えない、この今が大事だと思って参加した。(Ⅱ社 T・T) 続きを読む 津波の街で春を待つ花―陸前高田ボランティア活動報告

二人芝居『父と暮せば』の紹介

日文卒・松田さんを支える会会計担当の笠原です。

支える会の会員でもあり、松田さんと同年齢の小高三良さん(劇団東演)の二人芝居『父と暮せば』(作:井上ひさし)が下記の通り上演されます。 皆さん、どうぞお出かけ下さい。 私は妻と2時からの舞台を鑑賞しますが、井上美代子さんは6時からとのことです。

●日時 3月20日(火・祭)午後2時~及び午後6時~(開場はいずれも30分前)

●会場 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(JR渋谷駅西口から徒歩5分、屋上にプラネタリウムが見える)

●チケット代 前売り3000円 18才以下1500円

●お問い合せ、申し込み 小高さんの携帯 090・8492・9848 小高さん宅の電話/FAX 03・3979・5606

以下、ご本人からのメッセージです・・・。 「私は今月『父と暮せば』の舞台に出演させて頂くことになりました。 久し振りに恥をかくつもりで、この井上久し氏の名作に取り組んでみようと考えました。 作品は既にご存じと思いますが、父と娘の二人芝居。 広島に落とされた原爆で心と身体に傷を受けた娘と、その娘の閉ざされた心を開こうと心を砕く父親の物語です。 井上ひさし氏渾身の作と言われますが、それだけに奥深い戯曲で、なかなかに手強いものがあります。何とか頂上にたどり着きたいと奮闘稽古中です。 お時間がありましたら、是非ご覧下さい。よろしくお願いいたします。」

富裕税、金融取引税を!

今週の「週刊金曜日」を読んで良い記事を見つけました。

数字が見抜く理不尽ニッポンで、第十回(最終回)「金持ちに1%の富裕税を課せ!」と題した論考が掲載されています。ジャーナリストの武田知弘さん、良いことおっしゃっています。紹介します。
少し引用すると、
<日本には個人金融資産が1400兆円あり、不動産などと合わせれば8000兆円の資産があるとされている。これに1%の富裕税を課せば、概算でも80兆円の税収となる。資産の少ない人を課税免除するとしても少なくても20兆円以上になる。…(略)…富裕税を課せば充分な税収になる。今の日本の財政問題は、これですべて片が付くし、中間層以下の人たちに大幅な減税もできるだろう。そうすれば消費も上向く。>

また、これとは別に、ビル・トッテンさんが「増税するならば、例えば株の売買や外国為替取引という投機、バクチに課税すべきです。日本の株の売買額は年間500兆円です。新規発行株はその約1%です。99%は既に発行された株の売買、ギャンブルです。
これに1%課税すれば年5兆円、2%なら10兆円です。また、外国為替取引で、毎日90兆円の円が取引されています。年間では日本のGDPの258倍の額です。これに1%課税するだけで330兆円といまのすべての税収の4倍にもなります。」と述べています。<全国革新懇ニュース2月号より>

以上、日本の財政・税金問題の記事紹介でした。

茂呂

みなさんにお知らせを!

「コメントをどうぞ」に井上澄江さんが以下のコメントを書いています。コメントは目立たないのであらためて「投稿」してみました。これは3月2日に書かれたものです。

昨日の大雪が思いのほか早く溶けて安堵しています。芽吹きの準備をしている草花は、一雨ごとに養分を蓄え花咲く時を待っています。法政9条の会のホームページに寄せる思い・・・支えあう皆さんの思いが花咲き・実ることを願っています。

さて、ホームページ作りでお世話になりました「望月靖彦」さんが共産党発行の女性のひろば4月号に「市民メディアが立ち上がった」という記事と顔写真が掲載されています。私はご本人との面識があるのでこの写真には不満です。脱原発スモールアクションという彼自身のHPにもアップされると思いますが、人類と原発は共存できないと思いから、昨年の8月ころから各地で行われる大小の集会・講演などを独自に撮影したリポートを書いてインターネットで報じる市民メディアの活動者の一人としてインタビューを受けたそうです。お仕事柄インターネットメディアの影響力は十分ご存知ですから、情報を集め、共有し積極的に発信していくことが大切と述べています。

3月11日の井の頭西公園の集会の最後に「うたごえの仲間達♪」が送り出しで歌います。「あすという日が」「決意」「私子どもたちへ」など寄り添う歌や、元気のでる歌もたくさん歌います。私も歌いますので最後まで集会に参加しましょう!
大切なのは 心をつなぐ こと

反核平和運動の統一を!

皆様 木村誠です。
1954年3月1日未明、アメリカは中部大西洋マーシャル諸島ビキニ環礁で水爆「ブラボー」(広島型原爆の千倍以上の威力)の実験を実施しました。58年前の今日の出来事です。
ボクらは昨年第五福竜丸の見学に行きました。
憲法9条を持つ日本の人民は核爆弾被害をヒロシマ→ナガサキ→ビキニと経験しました。
ビキニでの三度目の被爆は占領終了後安保条約改定前の日本に衝撃を与え大きな反核運動がまさに日本の津々浦々から巻き起こりました。しかしながら、その後反核運動は政治的分裂を余儀なくされその後の統一を目指す活動も実を結ばずに今日を迎えてしまいました。
そして、昨年、ボクらは、3.11東日本大震災によりフクシマ核発電所の炉心溶融を引き起こす大事故を経験しました。事故は未だに全く解決の目途が立っていないことは皆さんご存知の通りです。フクシマでは高濃度汚染水が多分海水にダダ漏れ、地下にも漏れてるでしょう、大気中には毎時数千万ベクレルの放射能を撒き散らしているのです
反核平和運動が「核と人類とは共存できない」との認識を持つ必要性があるんじゃないかとボクは考えています。ボクらは「核の平和利用」としての原子力発電=核発電を許容していたのかもしれません。
原水爆禁止運動が統一できずに要ることの重大な自己批判が必要と考えています。そして、今こそ統一した運動を創造しないと日本の民主的変革は少なくともボクらが生存している間には不可能になるような気がします。
日本の存在そのものが問われているのですから・・
本日、皆様から送っていただいた「さよなら原発」一千万署名、204筆を市民の会事務局に送付します。
署名集めありがとうございました。
では、3.11「震災復興・なくせ原発行動in東京」井の頭公園西園での反核集会でお会いしましょう!!

(追記)当日午後1時集合、場所加藤さんの「法政九条の会の旗」の下
連絡はお互い携帯でお願いします。