震災一年目に

法政同窓のみなさん、おはようございます。
今日3月11日は、東日本大震災から一年目の日です。今日の『しんぶん赤旗』一面に日本共産党志位委員長名の声明が掲載されていますが、声明にあるとおり、被災地復興は遅々として進まず、東京電力福島第一原子力発電所の原発事故からの復旧もまったく進んでいません。それどころか民主党野田内閣は、財界の忠実なしもべとして、被災地の人々に寄り添うことなく、被災地復興を儲けの機会・対象として上から目線での計画を進めようとしています。
さらに原発再稼働に異常な執念を燃やし、全面撤退を求める国民世論に真っ向から挑戦しています。こんなことを許してはいけません。
今日は、全国で震災で亡くなった方の鎮魂と被災地復興、なくせ原発の国民世論を広げる行動が取り組まれます。木村さんのメールやHPにあるように法政同窓生九条の会としても幟を掲げて井の頭公園の集会に参加します。安藤さんや北嶋さんのメールにあるように、それぞれの地域の集会に参加される方も多く、井の頭の集会に法政同窓がどれほど参加されるのかは分かりませんが我が家では、84歳の母を含め長女、長男家族、総勢6人が参加します。ぜひ多くの仲間とお会いできればと思っています。
同窓生九条の会は、震災発生直後から、岩手の鈴木さんの呼びかけに応えガスタービン発電機を贈り、ボランティア参加も三次にわたって9人が参加しました。中には山田さんのようにすべてに参加した人もいます。この取り組みは、「松田さんを支える会」の活動とともに、あの時代を共に生きた私たちだから出来ることであり、大きな誇りにしていいことだと思います。
柄谷行人が、アジっていたように原発事故の現実が目の前にある以上、私たちはこれに向き合わなければならず、放置することも忘れることもできません。
さよなら原発をめざし共に闘いましょう。
加藤 豊

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)